「あ、舞がマネするなら俺入りますよ!」

「「え……?」」

美波先輩と顔を見合わせる。

「意外とあっさりね…」

「だって舞もいるのに断わる理由が無いすもん。」

「な、なら。中2の冬にやめたのはどうして!?」

「あー。転校しちゃったんです。でもその学校にはバスケ部なくて……」

な、なんだ……そういうことだったんだ……

「舞。入るんだよな?」

これは…断れないか……

「入ります……」

「よかったわ。なら2人ともここに署名して。」