体育館に行ってみると…

「うわぁ………」

皆真剣に取り組んでいて輝いてる。

その中でも特に輝いてる人がダンクをした。

「凄い………」

その人がこっちに気づいて「君が音海舞ちゃん?」

「あ、はいそうです!よろしくおねがいします!」

「話は聞いてるよ。毎日大変なんだって?」

少しはにかみながらそう言うその人は、奏君と同じくらいのイケメン。

少し明るい小麦色の肌に茶色がかった髪。