甘くもビターな恋の味。



「大丈夫大丈夫!千夜のところに遊びに行くし!
クラス離れたのも初めてじゃないしさ!」








確かにクラス離れたのも初めてじゃないけどさ。新生活となるとやっぱり不安になる。








「あ〜、クラス見えてきた…」








1組の私はクラスにつくのもはやくここで一旦真琴ともお別れしなくてはならない。








「じゃあ、頑張ってね!」








そう言い残し真琴は自分のクラスへ向かっていった。








よし、頑張ろう!そう思いクラスへ足を踏み入れ自分の席を探す。








「あ、ここか」








席には名前が書いてある紙が置かれていて、たやすく見つけられた。








一番窓側の席でよかったな。