次の瞬間視界がグルリと代わりいつの間にか俺はかずきに押し倒されている体制になっていた。
俺はなにがなんだかわからずビックリしすぎて固まってしまった。
「お前マジ可愛いな」
そう言われた瞬間俺は冷や汗をかいてしまった。
「お、お前なにいってるんだよ。」
「え?俺はただ思ったことを言っただけだけど?」
そんなことを笑って言うな。と思った反面少し怖くも感じてきてしまった。とにかく早く逃げようとかずきをどかすため、暴れてみるもののかずきは、がたいがよく身長も高い。それに対して俺は背は低い方だしひ弱だから全然かずきをどかすことができないのだ。
「なあ…降りてくれねえか?俺もう帰りたいんだけど」