「立花くん」
急に横から聞こえた声に僕は驚きつつも、横を見た。
「立花さん、どうかしたんですか?」
普段、滅多に話さない彼女と会話したのは、
入学したあの日以来だった。
あの日、あの自己紹介が終わったあと、お礼を言っただけだけどね。
「あー...、あのさ、教科書忘れちゃってさ、
見してくれないかな?」
照れくさそうに頭を掻きながら、僕に頼んだ彼女。
「いいですよ」
「わー!ありがと!タメで話してよ!真冬くんって呼ぶから!小雪って呼んでね!」
その日を境目に彼女とは、よく話すようになり、仲良くなった。
急に横から聞こえた声に僕は驚きつつも、横を見た。
「立花さん、どうかしたんですか?」
普段、滅多に話さない彼女と会話したのは、
入学したあの日以来だった。
あの日、あの自己紹介が終わったあと、お礼を言っただけだけどね。
「あー...、あのさ、教科書忘れちゃってさ、
見してくれないかな?」
照れくさそうに頭を掻きながら、僕に頼んだ彼女。
「いいですよ」
「わー!ありがと!タメで話してよ!真冬くんって呼ぶから!小雪って呼んでね!」
その日を境目に彼女とは、よく話すようになり、仲良くなった。
