《神永 恋》女
《田村春吉》男
《坂口 圭太》男

この3人がわたしをいじめていた人。
そして、今回わたしが復讐する人。

実は、わたしは今モデルをやっていて今一番人気のモデルなの!!
街を歩いてても声かけられるくらい!
ほんとの名前使うとやばいから、
モデルでは《カレン》っていう名前で活動してるの。

まあ、モデルになったのも復讐のためなんだけどね??

もちろん、あの3人はわたしが整形したことも知らないし、同じ高校ってことも知らない。

復讐するには最適な環境なの!

そろそろ家出よう!

「いってきまーす!」
もちろんいってらっしゃいの返事はない。
もう慣れたけど。。

歩いて10分で学校に着くはずなのに、行く途中に6人に声をかけられて、20分かかった。。
まっ、わたし可愛いからね?

そして、やっと到着!!

わたしのクラスは…

1年2組!!

なんと、わたしのことをいじめていた3人と同じクラスだった!

「なにこれ…、さいこうじゃんw」

教室に着くまでにも、たくさんの人に
「モデルのカレンちゃんですよね??」
「可愛い!顔小さい!」
「やったー!同じクラスとかやばい!」
とか言われた。

そんなのあたりまえじゃん。
だってわたし女王様だよ??

もちろんそんなことは口に出さないけど。

男子の視線をすごく感じた。

「なあなあ、可愛くね??」
「それな、狙っちゃおっかなぁ~」

いやいやいや、おまえらみたいなブスとは付き合いたくないし笑笑



やっとのことで、席についた。
席は窓側の一番後ろ!

やっと一人になれて、落ち着いた。
これが毎日続くと考えると…。。

ガラガラガラガラ。

「みんなこんにちは!1年1組の担任の
福井 健人だ。1年間よろしく!!では、今から自己紹介してください。」

すごく真面目そうな先生…。。

そして、わたしの自己紹介の順番が来た。

「こんにちは!桜木 華です!モデルではカレンって名前でやってるので、呼び方はどっちでもいいです!1年間よろしくお願いします!」
最後はにっこりスマイルで着席!
すると、
「やばくない??モデルのカレンちゃんだよ??」
「カレンちゃん、ツミッターフォローしてるよ!」
「可愛いー!」
などと、たくさんの声があがった。

その時
「ねえねえ、カレンちゃん!可愛いね!友達なろう!!」
振り返ると、
神永 恋だった。
そう、わたしをいじめていた人。
「いきなりだったね。中学の時ね、カレンちゃんと同姓同名のきもい女子がいたのぉー!同じ名前でも顔は全然違うね!!笑笑」

わたしは
「そうなの??同姓同名ってすごいね!」
それわたしだけどね??

すると、
「そういえば、そんなやついたなぁ~」
っと、田村と坂口が言った。

一応、3人ともいじめてたこと覚えてるんだw
その時

「静かに!!では、自己紹介も終わったので、1時間目は終わり!残りは自由時間!!」

先生が、そう言った途端に、
女子も男子もわたしの席の周りに集まってきた。

「ねえねえ!一緒に写真撮ろう!!」
とか
「〇〇〇の雑誌の表紙に写ってたよね!」
とか
「今度遊ぼう!」
とか言われた。
一気に言われるとすごく困る。

その時!
「おい、カレンが困ってるだろ?見てわからないのかよ…なあ?」
なんと、坂口が話しかけてきたというか、わたしを助けてくれた??
「あ、ありがとう。でも、大丈夫…」
これは予想外だった。

そして、わたしは一つの案を思いついた。

【坂口を落として告白させよう】