キラキラと眩しく光っている 「…リング?」 「そう、高校を卒業したら永遠に俺のそばにいて欲しい…もの凄い束縛だろ?」 わたしは思い切り首を横にふった 「今でもずっとまさのりさんの側にいるよ」 わたしはぴったりはまった左り手の薬指をうっとり眺めていた まるで魔法にかかったみたいでいつの間にまさのりが帰ったのかよく覚えていない ただ、机の引き出しに大事に指輪をしまったのだけはしっかり頭にいれていた