「そんなこと…」 わたしははだけたブラジャーの紐を整えながら起き上がる 「そんなこと?俺はこう見えてもとっても怒っているんだけどな」 わたしの細い肩を両手で強く抱き締めて冷静にまさのりは喋る 「どんな風にキスしたの?こんなの?」 わたしの唇を簡単に奪う 「それともこうかな」 胸元に唇が落ちてくる 「やだ、くすぐったい」 胸元に紅色の花弁のような跡が残る