「なずなちゃん、生理は病気じゃないんだから」
「ママは生理痛ひどくないの?…なんか薬も身体に残ってる感じがする」
わたしが気だるそうに朝食を摂っていると忙しそうに兄のスバルが食卓にやってきた
「どうしたの?」
「…いやね、なずなちゃん女の子の日なのよ…」
「ママ、わたしもお年頃なんだからなんでもかんでもお兄ちゃんに言わないでよ。ごちそうさま」
「まぁ、まったく困った娘ねぇ…」
わたしは兄の顔を見るなり席をたった
兄の顔を見ては余計に気分がいらつく
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