空飛ぶ白い羽



「なんですか?」


「じゃなーもーなんでもいいからさ!

ごはん食べよ!





「―――

は?」


「なにがあったのか知らないけど

私はもー友達だと思ってるし

それでいいや


羽魅が信じてくれるまで

それでいい」



―――ッ


ナニコレ

鼻がツンとする


友達なんかつくっても裏切られるだけなのに



なんだかこの子の事信じたくなった



傷つくのは私なのに




みてー!

いっぱいパンあるの!!
私の家パン屋だから毎日パンだよー」