DVDを棚に収めて机の上を見ると、そこにはまだたくさんのケースが散乱していた。
どうやら南条が片付けてくれていたようだ。
「片付けてくれてるの?手伝うよ。」
俺が言うと、意外にも南条は
「いいです。」
と応える。
「なんで?」
「だって先生、忙しいでしょ?」
「忙しいは忙しいけど、でもそれ、授業の備品でしょ?」
「けど先生新人だからやること多いんじゃない?」
もしかして、舐めてる?
「君も俺を可愛い扱いか?」
大人気なく不愉快が声に出てしまう。
そんな俺に南条はにやりと笑って言うのだ。
「だって先生実際可愛いもん…」
苛つきを噛み殺そうとしている俺の表情を見逃さなかった南条が更に続ける。
「そういう顔するから中学生からまで「カワイー!」とか言われるんです。
正直、先生自分の見た目が可愛い系なの分かってて意識してやってんじゃないの?って見えますよ?
可愛い弟キャラ狙ってるようにしか見えない。」
立ち上がり腕を組む南条。
俺より10cm近く小柄なのに見下ろされている気分になる。
どうやら南条が片付けてくれていたようだ。
「片付けてくれてるの?手伝うよ。」
俺が言うと、意外にも南条は
「いいです。」
と応える。
「なんで?」
「だって先生、忙しいでしょ?」
「忙しいは忙しいけど、でもそれ、授業の備品でしょ?」
「けど先生新人だからやること多いんじゃない?」
もしかして、舐めてる?
「君も俺を可愛い扱いか?」
大人気なく不愉快が声に出てしまう。
そんな俺に南条はにやりと笑って言うのだ。
「だって先生実際可愛いもん…」
苛つきを噛み殺そうとしている俺の表情を見逃さなかった南条が更に続ける。
「そういう顔するから中学生からまで「カワイー!」とか言われるんです。
正直、先生自分の見た目が可愛い系なの分かってて意識してやってんじゃないの?って見えますよ?
可愛い弟キャラ狙ってるようにしか見えない。」
立ち上がり腕を組む南条。
俺より10cm近く小柄なのに見下ろされている気分になる。

