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『えっとー…名前がないなぁ』




なんとなく4クラス編成の最後から見たけど




いつもの14番にはどこにも名前が無いわけで



じっくりじっくり見ていくわけです…





『は！？22番！？うっそ！！！』





｢美冬何組だった〜？｣



『あ！あやん！！美冬1組〜…』


｢うそ！はげーず離れたね…あやんはかりんちゃんと一緒!!!!｣



はげーずとは2年の時のイツメンで


私は禿げてないのに入れられた…


今話しかけてきたあやん以外に


あと2人いるんだけど…


そのふたりが相当うるs



｢みーーーふーーー！｣




見ての通り、うるさいんです。



『いやいや！まだ校門でしょ！』



って言いたいくらいに私たちは遠いのに



｢うち４組やった〜｣｢え！うち2組！｣


『あやんとかりこ一緒かぁ… 教室まで一緒行こっか〜』



そう言いつつもすぐに教室に着くわけで


｢ばーいっ！｣


『がんばろーねー！』


なんて言ったのはいいものの…


やっぱり不安だらけ




はぁ、1組か。がんばろ。




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