じりじりと日が照るグラウンドに





ぽつんと1人突っ立っている私。











仕方なく部室に行ったものの、汚い。。。







暇だし汚いのも嫌なので片付けをしてた時






「お。篠原じゃん」










そう言って笑ってきたのは 嘉村だった。













その時、






____________ ブーッブーッ







あ、、、やばい。携帯バレる…








「篠原〜流石に携帯はダメだぞ?」











そう言って私のスマホをとった。












「俺の連絡先入れとくからこれでチャラね」











「先生にも他の生徒にも内緒な。」










なんだか、全てが計算かと疑うくらいに






スムーズに事が行われている。















「お前って可愛くないな〜ほんと。」















「もっと俺のこと頼れよ(笑) なんのために俺の近くに置いたんかわかんないわ」


















ふつうの先生なら、こーゆー事も言ったらダメ










そして、行動に起こしたらもっとダメ。
















「いっそ俺と付き合ってみる?」






『嘉村先生、冗談キツイ(笑)』








「大人の恋…てきな?」









『奥さんいるじゃん…』









「俺が既婚者じゃなかったらよかった?」














「色々わかり易すぎんだよ。美冬は。」












『もう下の名前で呼ばないって。言ったのに』










「2人の時は別じゃ?」










今すぐ言葉から逃げ出したい。








そう思ってた時、開けられた部室の扉。










扉の向こうに立ってたのは

















すごく焦って来たようなけんやだった。