「ふふっ。やっと2人きりになれた。これからも私の彼氏として一生傍に居てくれるわよね?」 素敵な愛の言葉の筈なのに、僕は体の震えが止まらなかった。 「そんな震えないで?大丈夫。もう私以外誰もいないから。2人で幸せになりましょう?」 彼女はすっと離れ、泣いている僕の顔を笑顔で見つめていた。