わかってるけど、裏切られる痛みをしっていたから…怖かった。


結局私は自分を守っていたの。

なりふり構わず、想うことができなかった。


思えば私の人生あまり目立って幸せだと思ったことはなかった。

胸張って幸せだ!!っていえるのは最高の家族を持ってること。

こんな私をいつも温かく支えてくれるお姉ちゃん。

大好きなパパとママ。

私のよき理解者、もう死んでしまったけど大切なおばあちゃん。

血は繋がってなくても家族同然のエリ。



それだけでも幸せなんだよね。


でもやっぱり…いつかは運命の人と出逢えて最高に幸せだっていいたい。

女の子は誰もが願うこと。


だけど裏切られることが怖い私には、一歩が踏み出せなかった。


小学校から高校までいじめられっこだった私はやっぱり人が怖かったのかもしれない。

信じてたのに…って傷ついた幼い頃の私がずっと引っかかってたのかな。


いつかおばあちゃんがいってくれた。


『シュウちゃんええか。人生の中で10(とお)あるうちの9つはつらいことばっかりや。せやけどな、神様はたった1つだけ幸せをくれるんやで。それを大切に大切にせなあかん。』