「別に。どうなってもいいと思ってるから。」

まっすぐに向き合う勇気のない私はソファーに移動して座りココアを飲む。

「あぢぃ」
「あはは。そりゃそうだろ。動揺しすぎ。」

笑いながら向かいに座るショウ。

「今から何が起こるかわからない。ヘタしたやらしんでしまうかもしれないのに」

真剣な目で返してくるショウ。
けど私の答えなんてひとつしかないから。

「別にどうなってもいいし。大切なものも何もないから」














「別に、いつ死んでもいいって思ってるから」



思いっきり冷たくいいかえす。
そうするとショウは一言「そっか」と返すだけだった。


「なんで聞いたん?そんなこと」
「べつに、ただ...」