***
「どこ行きましょうか」
一通り挨拶もして、あたしはさっそくこれからの予定を確認する。
「ノープランです!」
自信満々にはっきりと返された。
あたしはびっくりして、目をまるくする。
しかし、それを気づかれないよう笑顔を作った。
最初だし、ちょっとお茶するくらいでいいか。
そんな考えが頭をよぎったため、近くにあるカフェの名前を口にした。
「そこ、ドリンクバーある?」
「…え。無いと思います」
ドリンクバーって…。
ファミレスくらいでしか聞いたこと無いけど。
ってゆうか、普通カフェにはないだろ。
どんだけ飲むんだよ。
一瞬のうちにそんな思いがポンポンうかぶ。
ひきつらないように笑顔を作りながら。
しかし、言葉が出てこない。
さらに行き先も思い浮かばない。
「よく行くガストでいいですか?」
「はい」
向こうから提案され、とりあえず頷いたものの。
初めての二人デートでファミレスって…。
そう思うのは間違いでは無いはず。
高校生じゃあるまいし。
車を取りに行くために、駐車場まで歩く。
ちょっ…。
早いよ。
着いていくのに必死。
あたしは気づけば息があがっていた。
***
「ドリンクバーって!」
目をまるくしたあやこが、次の瞬間には大笑い。
「でしょ?」
あたしはさらにそれを煽る。
もうネタだわ。
これを、どうしても聞いてほしかったの。
「どこ行きましょうか」
一通り挨拶もして、あたしはさっそくこれからの予定を確認する。
「ノープランです!」
自信満々にはっきりと返された。
あたしはびっくりして、目をまるくする。
しかし、それを気づかれないよう笑顔を作った。
最初だし、ちょっとお茶するくらいでいいか。
そんな考えが頭をよぎったため、近くにあるカフェの名前を口にした。
「そこ、ドリンクバーある?」
「…え。無いと思います」
ドリンクバーって…。
ファミレスくらいでしか聞いたこと無いけど。
ってゆうか、普通カフェにはないだろ。
どんだけ飲むんだよ。
一瞬のうちにそんな思いがポンポンうかぶ。
ひきつらないように笑顔を作りながら。
しかし、言葉が出てこない。
さらに行き先も思い浮かばない。
「よく行くガストでいいですか?」
「はい」
向こうから提案され、とりあえず頷いたものの。
初めての二人デートでファミレスって…。
そう思うのは間違いでは無いはず。
高校生じゃあるまいし。
車を取りに行くために、駐車場まで歩く。
ちょっ…。
早いよ。
着いていくのに必死。
あたしは気づけば息があがっていた。
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「ドリンクバーって!」
目をまるくしたあやこが、次の瞬間には大笑い。
「でしょ?」
あたしはさらにそれを煽る。
もうネタだわ。
これを、どうしても聞いてほしかったの。