「そっかー...でも美麗にも心から愛しいとか思える相手に出逢えるはずだよ!この私が言うんだもん!」

そういうと朋美はドヤ顔をした。

「朋美がリア充になったからって調子乗ってるだけじゃないの~」

「なぬっ...!それは失礼な...!」

「本当だもんね、朋美...?」

「......おっしゃる通りです...」

よし、従順でよろしい(笑)

そうこうしてる間に学校に着いた。
まぁまぁ私と朋美の家って近くて学校からそんな遠くないからね。

校門をくぐり私達のクラス、2-Aに向かう。

昇降口に行き中履きに履き替え教室に行った。後ろのドアを開ける。

「美麗、朋美おはよ~」

「「おはよ~」」

「美麗ちゃんおはようございます!今日も俺と結婚して下さいッ!!」

「おはよ。もちろんお断りします。」

「美麗おはーー」

「おはよ~」

自分の席につくまで色んな人とあいさつを交わす、日常。

私の席は2列目の真ん中。んでもって朋美は1列目の後ろらへん。肝心な私の隣の奴は────

ガラ──ッ!!

「みんなおはよう!!!!」

あ、来たな。