「そう、そんな事があったのね?
でもね、アコ?
それは誰も悪くないんだよ?」
「でも、私サイテーだよ?
私の事を好きになってくれた人に
恋愛の相談して…
マコトくんはそれでも
私を応援してくれてて……
追いつめて、傷つけて。
それなのに私はエイちゃん
ばかり見ちゃって……
マコトくんの気持ちなんて
これっぽっちも気が付かないで
エイちゃんを想ってマコトくんの
胸で泣いたんだよ?」
「ア〜コ??
自分を悪く言い過ぎだから!
いくらアコでも
私の大好きな親友の事を
これ以上悪く言ったら許さないよ?」
「だって!!私…
本当にバカでサイテーなんだもん」
「そうね…
アコはおバカね(笑)
伊藤君がアコの事を好きだって
私は気が付いてたわよ?
私がわかるんだから
英輔も気が付いてたハズよ?
アコは超がつくほど
鈍感だから気が付いてない事も
私はわかってた。
でもね、アコはサイテーではない。
だって、こんなにも伊藤くんの事で
悩んで考えて心痛めてる。」
「だって、私にとってマコトくんは
大事な友達の一人だから……
友達を傷つけて
平気な人なんているの?」
「じゃ、アコは伊藤くんと
付き合う?そしたら伊藤くんは
幸せになれるかもよ?
でもそしたら、英輔はどうなるの?
アコの気持ちはどうなるの?
私は私の大切な2人が不幸になるなんて
絶対に許さないわよ?」
なっちゃんの言葉に返す言葉が
見つからない。
私はグッと息を飲みこんで
黙り込んだ



