「清水さんも綺麗だよ。見た目もだけど心も綺麗だ。相手の事を大切に思う心を持っている。清水さんなら大丈夫だ。」
「ありがとう!…リュウヤは変わらないね」
「お、俺はずっとこのままだ」
「そろそろ着くよ!」
人けが無くて、静かな場所。
大きな木があって、街が見下ろせる。
「ちょっと手伝ってくれる?」
そう言って清水さんは木の近くにあるベンチの横に立った。
「持ち上げるのか?」
「うん!木の後ろに置くの!」
ベンチを持ち上げ、移動させる。
木の後ろには丁度いいスペースがあって、綺麗な景色が広がっている。
「ここ、彼との思い出の場所なの」
「なんか気持ちいな!」
「彼もそう言ってた。」
「なんかごめん」
「ううん!嬉しいよ!」
清水さんと隣同士で座る。
「リュウヤくん…私、」
「うん」
「彼ともう一度恋がしたい」
「いいと思う」
「だけど、彼女として打ちあけるんじゃ無くて最初から恋をしたいと思ってるの」
「清水さんっぽいな」
清水さんの顔は綺麗だった。
真っ直ぐ前を向いてて、こんな素敵な女の子にここまで思われてる男は幸せだろうなって思う。

