皆様
少し昔話を聞いてください。
とても美しい昔話を。



昔、可愛らしい少女がいたのです。その少
女には大好きで愛しい大切な彼がいました
でもその彼は重い重い病気にかかっていた
のです。そして彼は亡くなる前にある力の
ある石を少女に渡し、ほほえみながらこう
いいました。



「これを持ってvisionと唱えてでも石を

 なくしたらダメだよ。帰れなくなっちゃ

 うから。」




そして彼はなくなりました。

少女は彼が亡くなってしまいずっと泣いて
いました。


愛する人のいない世界はこんなにもつまら
ないと少女は不安定になっていました。



そんなある日ふと彼のその言葉を思い出し
ました。


少女はもうどうにでもなればいいとなげや
りで……


「ごめんね。忘れてたや。」


と言って



「vision」



と唱えました。



『ガタン!』少女は唱えた瞬間に倒れてし
まいました。
少女は体が浮いているような感覚のもと気
を失いました。






そして目覚めたときなんと

【丘の上】にいたのです!しかも!目の前
には…



亡くなったはずの彼がいるのです!少女は
泣き崩れました。




そして彼に聞いたのです。




「ここはどこ?なんでいるの?」


すると彼は


 
「ここはvision!visionの中

 では僕は生きているんだ!」



少女は意味がわかりません。


混乱の中やっと整理して



「visionってなに?」



と聞きました。


彼は僕にもよくわからないけどといいなが
ら説明してくれました。




「visionはもう1つの次元、ここで

 は普通に人が生活している。君の

 お母さんだっているよ!でも本当

 のお母さんとは違う。」

 


少女は聞きました。




「どう違うの?」




でも彼の返答は



「わからない。今君に説明したことしか言

 われてないんだ。亡くなった人の中から

 ここの世界の管理人に選ばれたらしい、

 だから君にここに来れる石と呪文を教え

 たんだ!」





少女は不思議な顔をしていました。




「どう違うのか気になるね。」



それを探るためその少女は2つの世界を
ずっといききしていました。



やがて、少女と彼は大きくなり結婚し、
子供も産んで幸せになりました。




幸せなはなしですよね?しかし、まだ
どう違うのかわかっていません。
そこで少女は彼に提案しました!



「ねぇ、私達はやがて歳をとるでしょ、

 だから、子供に継いでもらいましょう

 よ!この謎が解けるまで!」


この提案には彼も大賛成!!!




そして、子供が18になると2つの世界へ
のいききと解けていない謎を教えている
のです。




そして、いききしているうちに愛する人
ができるでしょう。愛する人のいる世界
で暮らしなさいと大事な事を告げ



少女と彼は幸せなまま飛びだちたのです。



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さぁ、どうだっただろうか。
美しい昔話をだっただろう?
これを知らないと物語に入れないんだ。
やっと入れるよ!



ここからが本当の物語だよ!
準備はいいかい?
あっ、この昔話忘れないでくれよ?