「なに?気になってんの、あの子のこと。」


ギクッ。


千陽、そーゆーの、敏感だからな…。


「まぁ、そんなとこかな…。」


気恥しくてごまかす。


「ふーん。」


興味なそうな千陽。


おい、聞いといてその態度…。


まぁ、追及されても困るけど。


「…あの子、あんまり恋とかしたことないと思うから、慎重にな。」


!?


す、すげーな、千陽の観察力。


「お、おう…。ありがと。」


ちらっと北沢さんの方を見る。


3人で話して笑ってる。


やべー…。


めっちゃ可愛い。