作家たちの話

どうしてこんなことになるの?
昔から誰かと話すことが好きで、楽しいことが好きで、アイドルになればファンの人と交流できてきっと楽しいと思っていた。

その後、事情があってメンバーがいなくなったアイドルや人気が出ないアイドルたちを集めたグループに入ることになった。
その頃、事務所の業績が落ちているのが分かった。このままでは倒産してしまう。いや、もう倒産は避けられない。

最後の悪あがきなのだ。このグループは。

ツイッターの通知はだんだん減ってきていた。いつも通りさっと目を通した後返事を考える。

優未子の目に、あの子の名前が飛び込んできた。

自分だけ生き残るってどんな気分?
あなたより優秀な子があなたを守るために消えたんだよ?

結局、運がいい奴が生き残るようになってるの。運命にまかせるしかないの。

一人になって、最後は散るのが運命。

そうか、私のせいなんだ。ごめんね、私落ちぶれちゃった。

せめてもの償いに、最後は綺麗に消えたいな。

「恐れることなく突き進んで。何があっても我慢するの」

声がする方を見ると、黒い髪で制服を着た女の子がいた。女の子はすぐに消えた。