作家たちの話

「うーん、ちょっと私内容が分からないかも……」

「女の人の幽霊が、気付いてくれなかったことに怒って殺したってことだよな?」

「えっ僕、実は田中が殺したって話だと思ってた」

島矢は田中が殺したと考え、椿森と石蔓は幽霊が殺した、高時は多分幽霊が殺したのかも……というふうに分かれた。

「で、結局どっちなんだ?」

高郷に聞いてしまう方が早いということで石蔓が聞く。

「さあ……友人は捕まってないので多分……」

そう言って目を逸らす。手を何度も組み直し落ち着きが無い。創作なんだなと察した。

次は島矢の番だ。

「最初に言っておくけど、別にこれを聞いたって何も起きない。ある日、怖い話が好きな女の子たちが学校に集まった……」