「カナ!」
足音がして振り返る。
書店の制服でもあるブルーのワイシャツを着たマコト君が走ってくる。
その姿を見てたら、彼に初めてアタックされた日を思い出した。
いろんなサプライズで喜ばせてくれたり、驚かされたりした………。
「…いいの?お店出てきて」
無視してもいいけど、やはり向かい合おうと決めた。
水を掛けてお終いにしたけど、あんな別れ方じゃなくて、きちんと大人らしく別れたくなった。
「少しならいい。それよりも俺、カナにきちんと謝りたくて」
正面を向いてるマコト君は、私と付き合ってる頃よりも大人みたいに見えた。
今の彼の目には、私はどんな風に映ってるんだろうか。
「ごめん!カナのこと一番に思えなくて悪かったと思う。殴ってもいいから俺のことを許して下さい!」
深く頭を下げる彼の旋毛を見つめ、あの時は腹立たしさしかなかったな…と思い出してた。
「もういいよ。顔上げて」
「カナ…」
こっちを向いた顔に手を伸ばし、パン!と頬を叩いてやった。
そしたらスーッと胸がスッキリしてくのが分かって、心の底から笑えた。
「私、もう怒ってないけど、あの時はスッゴくショックだったからビンタさせて貰った。
マコト君、彼女はもう泣かせちゃダメだよ。ちゃんと幸せの涙を浮かべさせてやってね」
それじゃ、と背中を向けて進み出す。
足音がして振り返る。
書店の制服でもあるブルーのワイシャツを着たマコト君が走ってくる。
その姿を見てたら、彼に初めてアタックされた日を思い出した。
いろんなサプライズで喜ばせてくれたり、驚かされたりした………。
「…いいの?お店出てきて」
無視してもいいけど、やはり向かい合おうと決めた。
水を掛けてお終いにしたけど、あんな別れ方じゃなくて、きちんと大人らしく別れたくなった。
「少しならいい。それよりも俺、カナにきちんと謝りたくて」
正面を向いてるマコト君は、私と付き合ってる頃よりも大人みたいに見えた。
今の彼の目には、私はどんな風に映ってるんだろうか。
「ごめん!カナのこと一番に思えなくて悪かったと思う。殴ってもいいから俺のことを許して下さい!」
深く頭を下げる彼の旋毛を見つめ、あの時は腹立たしさしかなかったな…と思い出してた。
「もういいよ。顔上げて」
「カナ…」
こっちを向いた顔に手を伸ばし、パン!と頬を叩いてやった。
そしたらスーッと胸がスッキリしてくのが分かって、心の底から笑えた。
「私、もう怒ってないけど、あの時はスッゴくショックだったからビンタさせて貰った。
マコト君、彼女はもう泣かせちゃダメだよ。ちゃんと幸せの涙を浮かべさせてやってね」
それじゃ、と背中を向けて進み出す。

