よし学校へ行こう。 玄関で靴を履いているとお母さんがリビングからひょっこり顔を出して 「あんたご飯は!?」 と聞いてきた。 ご飯? そんなの食べてたら遅刻確定だよ! 「いらない! いってきます!」 出かけようとするとお母さんが慌ててリビングから飛び出してきた。 「まって!はい、お弁当。 それからパン入れておいたから学校で食べなさい」 さすが! てか、お弁当の存在忘れてた! 私はお母さんの手から奪い取るように受け取り。 今度こそ家を出た。