「紗綾さん、もう続きさせてくれないみたいなのでどうぞ」 ……お願いだからもう黙って。 「えー私邪魔じゃない?」 「いや全然、これっぽっちも邪魔じゃない! お母さんもうすぐ来るから!」 「はいちょっと邪魔ですね」 君はいい笑顔で何を言っているんだ!? 「亮ちゃんは、もう、本当に黙って! これ以上話したらしばらく口きかない!」 「えっ分かった」 やっと目の前の暴走車が止まった。