『さーてすず!

遊園地デートについて聞かせてもらおうか』



凛はそういうとおいしそうにお弁当を食べた




『んー。すごく楽しかったよ?

それに凌牙くん優しかった。』



『ふーん。順調じゃん。って凌牙くん?!

今までは芹沢くんじゃなかった?!』


だよね、そこ気づくよね


『これからは名前で呼んでって言われた…』


『へえ〜〜。芹沢くんやるじゃん!

でもどうしてすずはそんな悩んだ顔してるの』


さすが


凛は鋭い



『遊園地デートしたらさ……


あたし


凌牙くんのこと好きだって気づいちゃった』


『それっていいことじゃん!

いままでのモヤモヤが消えたんだから』


そーなんだけど…

そりゃそーなんだけど…


『凌牙くんとどーやって接したらいいのか
わかんないよ〜〜…

好きって気づいたらもう前みたいに顔みれないし…

話してても緊張して会話が入ってこないの』