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ピピーーっ
結果は………
「お前ら強すぎだろ!」
「ダンク決めるとか、ヤバすぎ」
「「「くそっ………如月の癖に!!」」」
58-14
俺達の圧勝である
『いやーいい汗かいたわ。
楽しかった、ありがとな』
「お礼なんか要らねぇよ。俺も楽しかったし」
『いや、お礼を言ったのは白愛を蔑ろにしないでくれてありがとって意味で……』
普通嫌がるじゃん?女1人いるだけでそいつに合わせなきゃいけなくなるのは、さ
その点、こいつらは普通にチームとして受け入れてくれたからな
白愛も変に気にせずゲームできたと思うし
ちらっとそちらを向くと黒須と話をしていた
……ちょーっと距離が近い気がするが白愛があいつら以外で普通に話してるのを久しぶりに見たので今はよしとしてやるか
"今は"だけどな
「そんなことは気にしなくていいよ。俺らは楽しめればそれで十分なんだからさ。
……それに、ゲーム前の君たちのパス練見てたら蔑ろなんか出来るわけがないし」
後半、遠い目になった椎名
俺らのパスがどうかしたのか?
助けを求め、安達の方を向く
「自覚無かったのか……。んっとだな、お前らのパスが強いし早いしでちょっとした騒ぎというか、そんな感じになってたんだよ」
あー、そーゆうのことね
俺らのパスが異常だったってことか
でも、白愛相手だと加減が素人と違くなるからしょうがないな