ーー10分後





「ーーう、珱起きて。」





愛しい声と、体を揺すらされている感覚で目がさめる




『…おはよ』




「おはよう、声少し掠れてるね。
まってて、水持ってくる」




喉が少し痛い気がするが、まあ大丈夫だろ




「はい」




白愛が持ってきてくれた水を一気に飲み干す



『ありがと……次の授業なに?』




ベッドから降りてブレザーを羽織る




「体育だよ。バスケなんだって」




着替えなきゃじゃん



つか白愛はちゃっかり着替えてるし



『まじ?ジャージあったかな』



無かったら制服でやるか



「サボりは無しだからね?」



『流石に2時間もさぼんねぇよ。』




そういえば先生はいないんだな



ま、いっか



保健室をでて、更衣室へ向かう



白愛は俺がさぼらないか見張るため付いてくるそうだ



二人揃って遅刻とか、何を言われるのやら