ニコニコしながら歩く夏希さんを横目で見ながら、私は考えた。 もし、これが営業なら私はきっとハマってはいけないのだろう。 でも、何故か不思議と嫌じゃない自分がいて…。 「夏希本気かもな…」 「え?蓮なんか言った?」 「なんでもない」 蓮さんがそんなことを、思ってるとは知らず私達はクレープ屋さんに向かう。