「由奈が驚いたのはわかった。話戻してもいい?」
「あー、ごめんごめん!で、なんだっけ?さっきまで夏希さんと一緒にいたんだっけ?」
「うん。あの後夏希さんの家に行って1晩泊まらせてもらったお礼にご飯作って、映画付き合って言われたから付き合ったんだけど私服昨日のままでしょ?」
私は、一通り起きた事を由奈に話した。
「うん、話はわかった。でも、柚希夏希さんがそこまでするって初めてだよ?そんな噂全くと言ってないもん!」
「そうなの…?」
「うん!蓮が言うにはね?夏希さんってあんまり営業って営業しないんだって!だから、指名卓に長く付くことってないの。でも、柚希の時は結構付いてたんだよね。」
「そうなんだ…」
由奈の話を簡単にするとよっぽど珍しいのだろう。
なんで、私の所に長く居たのか。
必要以上の事をしたのか。
ますますわからなくなる。
