「あっ?なんだよ?」 「あのさっ、あんたもやっぱり…可愛い子が好きなの?」 「はっ?そりゃまぁ~口の悪い女よりはなっ?」 「はっ!?」 「んじゃあなっ」 それって私の事っ!? でも… やっぱり私可愛くないよね…。 私はその場で、カイがグラウンドの方へ走っていく姿を、見えなくなるまで見ていた気がした。