「……えっ……?」
私は止まった。
今……何て?
カイを見たまま私は固まった。
そんな私を見て、カイは少し赤い顔でムスッとしながら近寄って来た。
「おいっ、聞こえなかったのかよ…!?」
「あっ…えっと…」
ヤバイ…!このままだとまた口ゲンカになっちゃうっ。
そう思うと、私はまたうつむいてしまっていた。
すると次の瞬間……
私の体が一瞬にして温もりに包まれた。
えっ……!?
まさか、カイの温もり?
目を開けると、私はカイに抱き締められていた。
私の目の前にはカイの肩があった…。
ずっと頑張ってたカイの右肩が……。

