「美鈴!今日は付き合ってくれてありがとな」


ニカッっと笑う、その顔はずるい。

そっと目線を外して答える。


「これぐらい、全然いいよ。」


「そうだ!美鈴これ!!」

そう言って、可愛くラッピングされた袋を渡してきた。


「え?私に…??」