その瞳が光を灯す時



あたしが連れてこられたのは何を隠そう地元で一番大きな警察署。


ハメラレタ。


強面なおっさんたちがギラギラと獲物を狙うような

そんな目つきで廊下を歩くあたしを見てる。



「チッ…」


「威勢が良いのも構わんけどなぁ、とりあえずここで反省してろよ」


あたしをここまで連れてきたおっさんが豪快に笑った。