その瞳が光を灯す時



夜にならなければ輝かない街。

眠らないネオン街。



煌々と輝く看板たちを見上げた。


「だっる…」


綺麗にアップにされた髪。

どこから見ても完璧に施されたメイク。

仕上げに華やかなドレスを身に纏い

折れそうなピンヒールを履いて

あたしは今日も眠らないネオン街に立つ。