見えない君と、見せない僕と。

栞里side

みんなに見えていないのは分かった。
でも、見える人には見えちゃうらしい。
霊感が強いひとが私を見つけると、驚いた様子もあったけど、結局スルーされちゃったんだよね…

これから、ちょっとだけ都会にお出かけするから、一応お母さんに頭だけは下げておかなくちゃね。たとえ、見えないとしても。

「いままで育ててくれてありがとう。そしてごめんね。ばいばい。」



ちょっと悲しいけど、これも仕方ないこと。

それじゃあ、



いってきます。