私と君は幼なじみ




教室に着くと「名前順に席に座ってください」という言葉と共に席順が書かれている紙があった。


あっ...私廊下側の後ろ方2番目だ

「エミちゃんはどうだった?」

「えっとねぇ...廊下側の後ろから3番目!」

「加藤と霧野だもんね...良かった前後で」


そんなことを話しながら席に座った。


「夏希って何処の中学校なの?」

エミちゃんが笑顔で聞いてきた


「えっと、こっちに引越してきたんだ...○○町から」


「そうなの!?遠いい所からお疲れ様です」

「ありがとうございます」

エミちゃんが頭を下げて礼をしてきたので
反射的に私も返す。



顔をあげると何故か笑いがこみ上げてきて
2人で笑いあった。