階段を降りて飛びらを開けると


「ウワァ〜!昴さん!どうしたんですか?」

「俺!かっこいいと思うか?なっ!雪!」

「えっかっこいいですよ!」

「だよな!だよな!俺かっこいいよな!」

自意識過剰なのね赤髪君

『ねぇそこの大泣きしている赤髪君』

そういった瞬間

「あっ先の美人さん!」

鼻水を出しながら言った

はぁーでもこうさせたのは私だよね

『これ使いなさい』

ポケットからポケットティッシュを取り出し渡した

「えっ!いいのか?」

『えぇだから早く鼻をかみなさい』

「サンキュ!」

チーン


『あのっさっきは言い過ぎたよねごめんなさい』

「いいんだよ!俺も悪かったな!」

『いいえいいのよちょっと動かないでね』

「?」

ポケットからハンカチを取り出し赤髪君の涙を拭いた

『少しは外見良いんだから自信持ってもいいかもね?』

そう言って赤髪君を見たら

「ウワァ〜!こっちみんな!」

えっいきなりまた喧嘩?

「姫ある意味尊敬するわ///」

「姫ちゃん!私と付き合ってぇ〜///」


えっいきなりどうしたのかしら?