キーンコーンカーン

そうこうしているうちにお昼になった

「姫ー!話したいことがあるから今日は屋上にいこー!」

屋上?珍しいな 内緒のお話かな?

『いいわよいきましょ』


ガラガラ

「キャー!ラッキー!残虐姫様に会えたー!」

「今日もおうつくしー!」

「素敵ー!」

「どこを歩いていても姫は人気者だねー」

『そんなことないわ。さっ早くいきましょ』

ここにいると色々と面倒だわ

「はーい」

ガチャ
やっと着いたわ

『っで話って何?』

「うん!姫って暴走族とかって知っている?」

暴走族?バイクとか暴走させたり喧嘩するやつよね?

『えぇ知ってるわ』

「そっかなら話は早い!実はね私の知り合いで姫やってる子がいてね。その子友達が私以外にも欲しいって言うから。」

ふーん美幸顔広いんだな

『それで私にいい子を紹介しろと?』

「うん!そうなんだーって違う!」

?何が違うのかしら?

「姫に友達になって欲しいらしくて!」

『私?別にいいけど』

「本当!やった〜!じゃあ今週の土曜日そのこと会うんだけど一緒にいこ!」

『えぇ今週の土曜日ねわかったわっていうかここにくる必要ってあったの?』

教室でもいいんじゃないかしら
こんなに暑い日に限って

「暴走族は案外女子に人気だからだから誰にも聞かれない場所で話したかったの」

『へーっで話変わるけどどこ集合なの?」

「第一公園で12時集合だよ!」

第一公園かぁ〜久しぶりにいくわね

『わかったわそれじゃあ教室に戻りましょうか』

ここにいたら私溶けちゃうわ

「うん!姫ってほんと暑さに弱いよねー」

むっ!

『悪い?私は夏が一番嫌いなのよ!』

「あはは!怒らなくてもいいじゃん笑」

むむっ!

『先に行くからね!』

「あー待ってよー!」