残虐姫

「ってもう6時だよ!姫!門限6:30じゃなかった?」

『本当だ!ごめんなさいね?また誘ってちょうだい?電話番号とかは後で美幸から聞いとくわね?』

「うん!また遊ぼうねぇ〜!」

『えぇそれじゃあ美幸もまた学校でね?』

「うん!またがっこうでー!」

『要さんもさようなら』

「、、、コクン」
要さんは頷いて手を振ってくれた
もちろん振り返した

カランコロン

「お待ちしておりましたお嬢様」

そこに立っていたのは執事
やっぱり付いてきてたのね

はぁ〜

『えぇ急いで帰りましょ門限が迫っているわ』

そう急がないとパパが気絶してしまう

この前門限1分遅れただけで大泣きしていた
慌てて近づいたら変な理由で本当に呆れてしまう。ママもママで放置したまま仕事してたし

はぁー

でもまぁ今日はいい日だったな〜

花蓮と美幸でまた何処かに行く約束しよーっと


ギーーーー

窓の外を見るとでかいもんが扉を開けて庭に入るところだったうちの庭こんなに広くなくてもいいと思うんだけどなぁ


「お嬢様着きました」

『運転ありがとう』

ガチャ

そしてまた違う執事が車の扉を開け

「おかえりなさいませ姫様」

『えぇただいま』

車から降りそして扉の前に行くと


大きな扉が開く