『昴どんなお母様とお父様だったの?』


「いやなんてー言うかそのー二人とも男の人だった」

男?

『本当に?』

「あぁそれで俺たちは夜まですごろくをした」

『まぁ!それは楽しそうね!また今度みんなでしましょうね!』


「もう勘弁してくれ…」

『ふふっかれんのお父様とお母様ともお会いしたいわね』

「写真あるよぉ〜」

まぁ!嬉しいわ

どんなお方なのかしら?二人とも男の人だから〜うーんと想像できないわ

「見てみて〜!」

サッ

スマホの画面を覗いてみると

『かっこいいのね!』

「でしょでしょ〜二人ともかっこいいんだぁ〜」

まるでおとぎ話に出てくる王子様が二人並んでいるようね

『羨ましいわ。パパはあまりイケメンとは言えないもの…』

「えぇー!そんなことないよぉ〜!本当に綺麗だよぉ〜」

そんなことないと思うけどな

「私も思うわ。きれいなお父様じゃない」

『樹里の両親の方がよっぽど綺麗よ。おまけにお母様はすっごい可愛らしいし』

「樹里ちゃんのお母さんも見てみたいなぁ〜!」


「私のママはボクっ娘でツンデレよ!もー可愛くてね!娘の私が言うのもアレなんだけどー!スーーーーゴック素敵なの!あっ!素敵といえば〜」