『私も好きよ。散歩』

「僕も好きだよ」

シーーーン

どうしましょ終わったわ

会話が終わったわ


「そう言えば雅ちゃんは将来の夢とかあるの?」


夢?

そんなこと

『考えた事なかったわ』

「ははっ俺もだよだから今親からも色々と進むられるんだけどピンとこないんだよね」

『それは何かやってみたいことがあるからピンとこないんじゃない?』

ビクッ

爽他はびっくりした顔でこっちを見ていた

ふふっ私だって好きな人の考えてることくらいは分かるわ

『何になりたいの?私だって相談くらいならできるわ。』

爽他は少し黙り下を向いていた

そして意を決したのかおを上げこちらを見た

「俺は医者になりたい」

『だったら医者になる為に頑張りましょう』

「でも俺は無理だと思う…」

『どうして?』

「俺は頭が悪いからダメだと思う」


頭が悪いかぁ

『エジソンは言いったわ。我々の最大の弱点は諦めることだっと。私もそう思うわ諦めたら未来なんて掴めない。』

「…俺は喧嘩しかない」

『そうかしら?私には見えるよ爽他の良いところいっぱい見える。』

「俺には見えない…」

『そりゃあ皆んな自分の良いところなんて分からないわ。私だって私の良いところなんてないと思うわ』


そうみーんな分からない

自分の良いところなんて一生わからないと思う

「俺には雅ちゃんの良いところ見えるよ」

『ふふっありがとう。』

「俺なんか勇気湧いてきた。こっちの方こそありがとう!俺家に帰って今から親に夢を話してくるよ!」


そう言って走って門をくぐり家に帰って行った

良かった


元気でたみたいで