残虐姫

「お姉ちゃん!見てみてー!演劇でね殿役ゲットしたよ!」


殿役?

『よかったね』

「お姉ちゃん!見てて見てて!苦しゅうない!どう?練習したの!」

姫は顔をキリッとさせてセリフを言う

なんだかんだで役になりきっている


「お姉ちゃんお願いがあるの」

『何?』

「私のことを忘れないでね!結婚してもだよ!」

あはは!おかしなこと言うなー!

『忘れない絶対に』

「わぁーい!お姉ちゃん大好き!」



そう言って抱きついてきた姫はとても冷たかった

『冷たいな』

「その分夏に強いんだよー!」

『保冷剤だな』

「わぁーなんかかっこいい!」


ちょっと抜けているところも可愛くてずっとそばに居たくて守ってあげたかった私の妹。