残虐姫

『酔っ払いの人。貴方はまだ分かっていないわね。私はその筋肉を確かに褒めましたですが私はちっともなびいたりはしません。そうね貴方がキックボクサーくらいの筋肉だとまだ靡いたかもしれませんね？これが悔しかったらもっと鍛えてから一昨日出直しなさい』


フゥ〜


「そんな…一昨日でどうやったら筋肉ムキムキになるんだ…」


「雅のマシンガントークってもしかして樹里がげーいんなんじゃ」

？確かに樹里似合ってからこのマシンガントークが出来るようになったな

有難いのか有難くないのか

迷うな

「ふっふーん！あったりまえでしょ？私が鍛え上げた最高の弟子なんだから！」

『弟子になった覚えはないわ』

「そんなこと言わずに〜！」

はぁーそれにしてもみんなもう寝ちゃってるわね

『ねぇみんな泊まりなの？』


シーーーーーーーン



忘れてたのね

「どうしよぉ〜！お兄ちゃんとパパに怒られる〜」

確かに花蓮のお父さんとお母さんは怖そうね
ある意味
「わっ私はお父様なんか怖くないから大丈夫よ」

樹里ってばそんなこと言っても足は震えてるわよ

「私は〜大丈夫だよー！テンションアップアップ！」


久留美は怒られてることがわからないものね

「俺はまぁ黒磯に言えば…」

爽他も爽他で不安そうね

「、、、大丈夫」

要はマイペースね

『一回皆んなパパとママに連絡を入れましょうもう2時だから』


私がそう言うと皆んなが顔を真っ青にしている

「嫌だー！おこずかい下げられるー！」

あっ私も連絡いれないと


スマホを取り出しママに電話をかける


プルルルル

ガチャ

ワンコールで出たわね

「もしもし！何処なの今？誘拐されたの！？身代金なら出すわ！だからだから娘を返して〜！」


ママったら

『私よ。大丈夫誘拐なんてされてないわ。今日は泊まるから家には帰れないの』

「反抗期キターーーー！」


なんだかめんどくさくなりそうね…