残虐姫

そしてバーベキューで何故か私のだけ食べてくれないみんな

みんなあまりに美味しそうだからためらっているのね!

よし!

『みんな私の食べてみて?自信作なの』

私がその一言を言うと

ピキッ

固まってしまった

しょうがないわね〜

『美幸?』

「なっなんでしょうか!」

『あーん』

「えっ」

ふふっ特別大サービスよ。アーンなんて滅多にしないんだから

「嫌だ嫌だまだ死にたくない!」

『何か言った?』

「なっなんでもございません!」

『だったらさっさと口を開けなさい』

「ヒィ爽他さん!」

そして美幸は爽他の後ろに隠れた

もう!逃げなくたっていいじゃない!

『みゆきちゃーん?』

「爽他さんがどーしても先に食べたいんだって!」



『そうだったの?ごめんねきずかなくて』

「いや俺は言ってな「爽他さんこれも慣れなくてはダメなんですよ!結婚したら毎日食べるんですから」食べたいです」


ふふっ欲張りなんだから

『はいあーん』

そして爽他が口を開け

パクッと食べた


その瞬間


「美味しい」



シーーーン



『ふふっでしょ?』


「あんな見た目なのに!?」



『それどういうこと?』


「あっごめん口が滑った」


「ミステリー度アップアップ」

「、、、一体何入れた?」



ふふっ

『秘密だよ。だってそれを言っちゃうとみんな逃げちゃうもの』


ふふっ内緒って楽しいわね