ウィーン

「生き返ったー!」

「本当だねぇ〜」

『スーパーってあまり来たことないから新鮮ね』

「来たことないのぉ?」

うっだってママが行かなくていいって言うし…
ペットショップだってやっと行かしてもらったもの

「まぁ雅の場合お嬢様だからねー」

はぁー

「だったらぁ〜スーパーのこと教えてあげる〜!」

『本当に?』

「うん!」

「よーし!じゃあ!まず肉のとこ行こー!」

『肉?牛がいるの?』

「違う違う!パックになってるやつ!」

パック?

「百間は一見にしかずだよぉ〜!行ってみよぉ〜!」

そう言って二人とも緑のものを持って私の腕をとって走り出した

それにしても広いわね

「あぁー!見てみて試食だー!」

「本当だぁ〜ヨーグルト美味しそ〜」

そう言って二人とも容器のものを取りスプーンをもち食べた

『えっと食べていいの?』

「もちろんだよぉ〜これ試食だからぁ〜」

『試食?』

「味見みたいなものだよ!」

あぁなるほどー

「どうぞ〜雅ー」

美幸から容器をもらった

パック

『ん〜』

「あははぁ〜雅ちゃん目がキラキラしてる!」

「気に入ったみたいだね!買って行こー!」

そして二人してスーパーのありとあらゆるものを買いレジで


「どーしよお金足りない」

「え〜!渡された分も?」

「要さんから無駄なもの買わないようにちゃんとしたお金しか貰ってない…」




今どんな状態なの?

「雅ちゃんお金持ってる?私達の分と要からもらったお金全部で15000円なんだけど〜」

「いくらなの?」

「えっとねぇあと2000円足りないのでも私が1000円しか持ってなくて花蓮が4000円持っててあぁーもう!これもこれもパパのせいよ!おこずかいアップしてくれないから!」


『まぁまぁつまりで言うと2000円出せばいいのよね?』

「うんある?」

『えぇあるわ』

「よっよかったぁーこれで要さんに怒られない」


あはは〜

そうして困難を乗り越え私達は無事買い物を終わらせた