残虐姫

もしかしてベルのボタンがわからないのかなぁ
〜?

「そこのボタンを押すんだよぉ〜」

そお言うと驚いた顔をして

『えっ!ベルじゃないの?」

「そっか姫って家ではベル鳴らして食事を運んでもらってるもんね」

ん?食事を運んでもらってる?ベルを鳴らして?
もしかして姫ちゃんって

「姫ちゃんってお金持ちなのぉ!?」

そう言ったら姫ちゃんが慌てて

『そんな!普通の家よ!』

「えっでもリブジン出来てたし」

そうあの高級車すごかったもん!

「花蓮あってるよ姫の両親は白鳥グループの社長と副社長だよ」

「えぇー!日本の経済のトップ2の白鳥グループ
ぅ〜!」

凄い!あのいつも綺麗なご夫婦がテレビに出るたびに見惚れてしまうほどだもの

『まぁその話は置いといて注文しましょ?これを押せばいいのよね?』

ピロン

可愛らしい音がなった

そうだ!そんなことよりも!私は姫ちゃんと!
憧れのお茶会をするために来たんだ!

「ご注文をお伺います」