美幸目線


「これが雅の全てだよ」


私はおじさんの話を聞き終わると

自然と涙が出た


「美幸ちゃん…」

花蓮も涙を流しながらこっちを見ていた

周りを見渡すと要さんも爽他さんもみんなみんな泣いていた


「私は雅の事を考えず妻のことだけ考えたその結果雅を限界まで追い詰めてしまった」


おじさんは悲しそうな目をしていた


「姫ちゃううん雅ちゃんはどうして失敗作と言われたんですかぁ」

「あれはね私の妻も言われてきた言葉らしいんだ」


えっおばさんも


「自分がされて嫌なことをしたってことですよね」

爽他さんはとても怒りの目でおじさんを見ていた

おじさんがなにか言いかけた時

ガチャ

「違うの!!」


えっ

「おばさん!?」


「私は確かに失敗作といわれてきたでもお母さんは私の為を思っていってくれていたの!」


「私の為って…」


「雅は私によく似ていたの…でも私は失敗作と呼ばれてから頑張るようになったのでも…結果としては」


「雅ちゃんを傷つけたってことですね」



「華聞いていたのか」


そうだ!雅が生きてるってことは

「えぇ。全部聞いていたわ…私のせいだったのね」


「おばさん!雅に謝りましょう!」

そうよ!謝らないとこの親子のみぞはいっこうに広まっていく!

「俺もそう思います。謝ってください」

「、、、謝ろう」

「私達もちからになりますからぁ!」

「そうだ!おれは雅を愛しています!これを手伝う代わりに雅と結婚を」


「真面目にしてくださいね?黒笑」

ビクッ

雅に本当にてるな